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- ご挨拶
東京慈恵会医科大学薬理学講座のホームページをご覧いただきありがとうございます。
令和5年(2023年)4月1日より、薬理学講座担当教授を務めさせていただいております青木友浩です。東京慈恵会医科大学薬理学講座を代表しご挨拶申し上げます。
私共、東京慈恵会医科大学薬理学講座の歴史は、明治14年に調剤学の講義が実施されたことに遡ります。講座としての薬理学講座は大正13年(1924年)に開設され、昭和3年に石川雄三郎先生が初代担当教授に就任されました。以降、中尾健教授、松葉三千夫教授、福原武彦教授、川村将弘教授、籾山俊彦教授と約100年の長きにわたり脈々と受け継がれてきた講座です。
薬理学は、薬物の生体への作用機序を解明する学問分野であり、生体に何らかの作用を有する化合物からその標的因子を同定し新たな生体の制御機構を明らかといたします。また近年では、病態の制御機構の知識の蓄積や強力な病態の解析手法の開発に伴い、種々の生体現象や病態を対象としそれらを制御する因子を創薬標的として同定解析するリバースファーマコロジー、逆薬理学、といわれる検討も盛んにおこなわれています。薬理学的観点で実施されるこれらの種々の研究はその過程で、生体現象や病態の制御機構の解明に直結するため、基礎医学と臨床医学双方の貢献し得る知見を創出いたします。また、病態を対象とした研究も広く実施されるために薬物治療法の開発等にも資することが出来ますので、臨床医学にも親和性の高い分野です。
私共東京慈恵会医科大学薬理学講座の研究内容の詳細は、別項にて紹介させていただいておりますので、是非ご確認ください。また、既存の研究範囲にとどまらず、ホームページをご覧の先生方や企業の皆様との共同研究による新たな展開も熱望してございます。
本ホームページをご覧いただいている生物学研究、医学研究に興味のある学生さんや研究者の方の参加や、臨床講座含め多くの先生方との共同研究に広く門戸を開いております。是非お声がけください。
CAREER
経歴
学 歴
1995年 3月
甲陽学院高等学校卒業
1995年 4月
京都大学医学部入学
2001年 3月
京都大学医学部卒業
2005年 4月
京都大学大学院医学研究科(脳統御医科学学専攻)入学
2009年 3月
京都大学大学院医学研究科(脳統御医科学学専攻)修了
職 歴
2001年 4月〜2002年 4月
京都大学医学部付属病院 脳神経外科
2002年 5月〜2004年 3月
滋賀県立成人病センター 脳神経外科
2004年 4月〜2005年 3月
市立舞鶴市民病院 脳神経外科
2009年 4月〜2012年 3月
京都大学大学院医学研究科 神経細胞薬理学
学術振興会特別研究員 (PD)
2012年 4月〜2012年 7月
京都大学大学院医学研究科 神経細胞薬理学
特定研究員
2012年 8月〜2017年 3月
京都大学大学院医学研究科 次世代免疫制御を目指す創薬
医学融合拠点
特定准教授
2017年 4月〜2023年 3月
国立循環器病研究センター 研究所 分子薬理部 室長
2023年 4月〜
東京慈恵会医科大学 薬理学講座 教授
受 賞
2009年 3月
第32回 日本心臓財団草野賞
2009年 6月
第33回 日本バイオレオロジー学会論文賞
2012年 12月
第27回 岡本研究奨励賞
2016年 3月
第31回 日本薬理学会学術奨励賞
学 会 活 動
日本薬理学会 学術評議員・薬理学エデュケーター
日本バイオレオロジー学会 理事
日本脳神経外科学会
日本脳卒中学会
日本炎症再生学会
日本血管生物学会
日本免疫学会
日本分子脳神経外科学会